蜘蛛の巣の写真集

ハレの日のケ、ケの日のハレ

楽しむと楽しい

友人とフリマ的なイベントに行った。時間も体力も限りがあるので好みと違うところはスルーし気味でサクサク見てまわる。
別行動をとったり一緒に見たり自由にまわっていて、この人悪口言わないな、とても良いなと思った。私が好きじゃない物の傾向を口にすると彼女はそれに軽く同意して好きな傾向とその理由を言った。マイナスを否定せずのプラスへの移行。後味がよい。

途中で外で休憩して、結局3周は見た。彼女は気になった店気に入った店でよく会話する人で、質問して、感動を伝えて、次の出店を聞いて(そもそもこのイベントもそうやって知ったのらしい)、ありがとうと言って立ち去る。
一周め私一人で見て「この店の人いちいち話しかけてくるな…」と思った店(私は話しかけられるのが苦手)。彼女と再び行って彼女と店の人の会話聞いてると楽しい。ウワー!と思う。
無表情で商品触るだけの客に話しかける、店の人の勇気をいまさら思う。興味持って質問されたら店の人も楽しいんだなそりゃそうだよなと自分の態度を省みた。自分もそうできる日はあるんだけど。楽しさの差があまりに歴然だった。
イベントを、人生を楽しくするのは自分なのだ。彼女の如く常にありたい…。たぶん彼女は前世で解脱したんだろうなと思うんだけど。